犬との散歩って、ただ歩くだけの時間じゃないですよね。
カラと歩いていると、いつも何かしらの「気づき」があります。
昨日の散歩でも、ちょっとした出来事をきっかけに、
改めて“カラらしさ”と“私らしさ”を感じました。
昨日のこと。
カラは犬に会うといつもすごく吠えます。
でも相手の犬はあまり気にしていなくて、
カラだけが一生懸命に吠えてしまうんです。
その時、首輪を引いた拍子にスルッと抜けてしまいました。
一瞬ヒヤッとして、走り出すかと思ったけれど――
カラはびっくりしたように私の顔をじっと見つめ、
「早くつけて」と言うように足の間に戻ってきました。
その姿を見た瞬間、
カラって本当は怖がりなんだなぁと気づきました。
一緒に繋がっている時は安心して強気になれるけど、
少しでも離れると不安でたまらない。
だから吠えてしまうんだろうなって。
散歩中、カラがふと私を見上げる瞬間があります。
その目を見ていると、まるで自分を見ているような気持ちになります。
私も普段はしっかりして見えるけど、
本当は安心して穏やかに過ごしたいだけ。
頑張るよりも、守られた中で笑っていられる時間が好きなんです。
家に帰る途中、カラが私の足に寄り添いながら歩いていて、
「この子は私に安心を求めてる」って思いました。
でもきっと、カラが教えてくれているんですよね。
“安心”って、誰かに頼ることを怖がらないこと。
そして、そばにいてくれる存在を信じること。
散歩って、ただの習慣のようでいて、
心の鏡みたいな時間でもあります。
カラのおかげで、私は今日も
「一緒にいるだけで安心できる」ことの大切さを思い出しました。
🌿
カラと歩く日々の中で、
少しずつ“心の安心”を育てていけたらいいなと思います。
 
  
  
  
  
