愛犬との散歩は、ただの運動やトイレのためだけの時間ではありません。実は、散歩は飼い主と愛犬との信頼関係を築くための大切な機会です。しかし、間違った散歩の仕方をしていると、犬がリーダーだと勘違いし、引っ張り癖がついたり、他の犬や人に対して吠えたりする原因になることがあります。
※我が家も最初旦那さんがお散歩担当で引っ張られながらんのお散歩をしていました。最近もです(;´∀`)ほんと最近です。私がトリマーのハンドリングの免許を取った時の事を思い出しました。リードの長さと角度と、最初の出だし!!玄関を出る前のお座りから待てをしてからの出発これを始めてかなり落ち着きだしました。
散歩での吠え吠えで困っている方いると思います。参考になればいいと思ってこの記事を書きました。
この記事では、正しい散歩の仕方とリードの持ち方、ハンドリング練習のポイントについて詳しく解説します。
1. 散歩の目的を再確認しよう
散歩は以下の目的を持っています:
- 犬の運動不足解消
- トイレの時間
- 犬の好奇心を満たす
- 飼い主と犬の絆を深める
特に最後の“絆を深める”という点が重要です。散歩中に正しいハンドリングを心がけることで、犬に「飼い主を信頼してついていけば大丈夫だ」と思わせることができます。
2. リードの持ち方と歩き方の基本
- リードは短めに持つ
- リードがたるみすぎていると犬が自由に動きすぎてしまい、引っ張り癖の原因になります。
- 30–50cm程度の長さに調整し、飼い主の手元でしっかりコントロールできる状態にしましょう。
- リードを引っ張らない
- 犬が前に行こうと引っ張ったときに強くリードを引くのは逆効果です。
- リードを軽く上下に振るか、一旦立ち止まって犬を待つことで、引っ張りをやめさせる練習をしましょう。
- 飼い主が主導権を握る
- 犬を常に自分の横に歩かせるように心がけます。
- 犬が前に出すぎたら、すぐに止まって立ち位置を調整してください。
- ハンドリングの練習を取り入れる
- 散歩中に「おすわり」や「まて」などの指示を練習します。
- 犬が指示に従ったら、褒めたりおやつをあげることでポジティブな強化をします。
3. 引っ張られないためのコツ
- スタート地点でのルール作り
- 散歩を始める前に、興奮している犬を落ち着かせましょう。
- 「おすわり」させてからリードをつけ、飼い主の合図で歩き始める習慣をつけます。
- 方向転換を活用する
- 犬が引っ張る方向とは逆の方向に歩くことで、「飼い主についていかなければ進めない」と教えます。
- ペースを一定に保つ
- 飼い主が速く歩いたり遅く歩いたりするのではなく、一定のペースを保つことで犬がリズムを掴みやすくなります。
4. 散歩中のNG行動
- スマホを見ながら歩く
- 犬とのコミュニケーションが減り、危険な状況に気づけなくなります。
- リードを長くしすぎる
- 犬が他の犬や人に急に接近するリスクがあります。
- 感情的に怒る
- 犬が失敗しても感情的に叱るのは逆効果です。
- 冷静に対応し、正しい行動をしたときに褒めるようにしましょう。
5. 信頼関係を築くための工夫
- アイコンタクトを増やす
- 散歩中に犬とアイコンタクトを取ることで、犬が飼い主を意識しやすくなります。
- コミュニケーションを重視する
- 犬の名前を呼びながら声をかけたり、時折立ち止まって撫でたりすることで絆が深まります。
- ポジティブな散歩を心がける
- 散歩は楽しい時間であるべきです。リラックスして散歩を楽しむことで、犬も安心感を得られます。
6. 散歩を成功に導くために
正しい散歩の仕方を学ぶことは、犬との暮らしを豊かにする第一歩です。特にリードの持ち方やハンドリングの練習を意識することで、犬にとって飼い主は信頼できるリーダーだと認識させることができます。
毎日の散歩を通じて、愛犬との信頼関係を深め、より充実した時間を過ごしましょう。