犬のシャンプーの仕方

ポメラニアンのカラ

犬のシャンプーは、ペットの健康と清潔を保つために非常に重要なケアの一つです。しかし、適切な手順を守らないと、犬にストレスを与えたり、皮膚トラブルを引き起こしたりする可能性があります。またシャンプー嫌いな子になってお手入れが苦手な子になってしまうので小さい時から水に慣れさせる事も大切です。この記事では、犬のシャンプーを成功させるためのステップを詳しく解説します🐶


1. 準備を整える

シャンプーを始める前に必要なものを準備しましょう。

  • 犬用シャンプー(人間用は避ける)
  • コンディショナー(必要に応じて)
  • ブラシやコー
  • タオル数枚
  • 滑り止めマット(浴槽やシャワールームで使用)
  • 犬用浴槽あればでいいです
  • ドライヤー

また、シャンプーの前にブラッシングをして毛玉を取り除き、皮膚への刺激を軽減します。


2. 適切な温度の水を用意する

犬は熱いお湯を嫌がることが多いため、ぬるま湯を用意します。手首や肘で温度を確認し、犬にとって心地よい温度に設定してください。人が触って、少しぬるいなと感じる37~38℃程度がよいとされています。


3. 体を濡らす

シャワーヘッドやカップを使って、頭からではなくお尻や体から徐々に濡らしていきます。耳や目に水が入らないように注意し、顔は最後に湿らせます。


4. シャンプーを使用する

犬用シャンプーを適量手に取り、泡立ててから犬の体に塗布します。

  1. 首元から始め、背中、腹部、足、しっぽへと進めます。
  2. 指の腹を使って優しくマッサージし、汚れを浮かせるように洗います。
  3. 顔は専用の洗浄剤や濡れたタオルで拭きます。なれたら普通に洗ってあげてください。
  4. 汚れがひどい場合は2度洗いしてあげてください。

5. しっかりすすぐ

シャンプーの成分が皮膚に残ると、かゆみや炎症の原因になるため、十分にすすぎましょう。特に脇の下や足の付け根など、シャンプーが残りやすい部分に注意してください。


6. コンディショナー(必要に応じて)

毛質や皮膚の状態によっては、コンディショナーを使用します。使用後はシャンプーと同様にしっかりすすぎます。この時にコームでブラッシングしてあげたら抜け毛も奇麗に抜けて乾かすときに楽になります。


7. 乾かす

タオルで水分をできるだけ吸い取った後、ドライヤーを使って乾かします。

  • ドライヤーは弱風・低温に設定し、犬の皮膚に直接当てないようにします。
  • ブラシを使いながら乾かすことで、毛並みを整えつつ早く乾かせます。
  • 乾かし方が不十分には注意しましょう。皮膚トラブルの原因になる子が多いと感じます。

8. 仕上げ

全身が乾いたら、再度ブラッシングを行い、毛並みを整えます。この時のブラッシングも念入りに奇麗にさらさらにしてあげましょう。また、耳のお掃除や爪などのチェックもこのタイミングで行いましょう。


シャンプーの頻度について

犬種や生活環境によって適切なシャンプーの頻度は異なりますが、一般的には月に2.3回が目安です。頻繁に洗いすぎると皮膚の油分が失われるため、必要以上に洗わないよう注意しましょう。その代わりブラッシングは毎日かかさずしてあげたいものですね。ツヤツヤになり愛犬の自信につながります(^^♪


注意点

  • 初めてシャンプーをする場合や、皮膚トラブルがある場合は獣医に相談してください。
  • シャンプー中は犬の様子を観察し、怖がったりストレスを感じている場合は一旦落ち着かせてから再開しましょう。

愛犬とのシャンプータイムは、健康を保つだけでなく、絆を深める貴重な時間でもあります。ぜひ正しい方法で、楽しいシャンプータイムを過ごしてください!

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